2年目教員が抑うつ状態で休職になった話

教員2年目にて抑うつ診断→3か月休職。無理に頑張っちゃだめだと気付きました。

抑うつ状態って何?うつ病との違いは?

 皆様こんにちは。ゆっくりぱんだと申します。

 

 今回は私が診断された抑うつ状態というものについて少しお話したいと思います

 私も3週間半ほど前に精神科のお医者様から抑うつ状態と診断され、現在3ヶ月の休職期間を頂いています。初めは動くこともできず、ベッドにいる時間が多かったですが、少し動けるようになってからより自分のことを知ろうとYoutubeや他の方のブログで勉強しました。

 

 しかし、私は専門家ではありませんので、その点はご了承ください。

 

抑うつ状態っていったい何?

 鬱という言葉は聞いたことある方も多いと思います。では抑うつ状態とはいったい何でしょうか?

 

 私はお医者様に抑うつ状態と診断された時にこのようなことを言われました。

 

『これは病気ではないからね』

『あなたはうつ病ではないからね』

 

 ということは抑うつ状態≠うつ病ということが分かり、抑うつ状態というのは病名でないことが分かります。

 

 抑うつ状態というのは持ちの落ち込みが強く、何もやる気がなくなったり、体がだるくなったりする症状のことを言うんだそうです。私の場合はこの症状が強く表れているために抑うつ状態と診断されたんですね。

 

 また、抑うつ状態というのは一時的なもので、自分の好きなことをすればまた元気が出るというように使われるようです。

 

  私の場合は抑うつ状態が1ヶ月以上、もう6月末になると何をしても元気になれなかったのでかなり重症化と思っていましたがうつ病とは診断されませんでした。

 

 このあたりはお医者様の見解によって異なると思います。私の場合は診断の時に自分の症状をまとめたリストを持って行ったことから、うつ病ではないと判断されたようです(うつ病ならこのリストは作れないと言われました)。

 

 また、抑うつ状態であってうつ病ではないので、抗うつ薬などは処方されません。私の場合は睡眠薬のみ処方されました。

 

うつ病っていったい何?

 うつ病は気分の落ち込みが2週間以上続き、抑うつ状態に加えて、自傷行為や悲観的なものの見方、食欲不振等があるとうつ病となるみたいです。

 

 抑うつ状態というのはうつ病の症状の一種なんですね。ここの診断の仕方はお医者様によって異なると思います。あまり明確な区別はつけられていないようです。

 

 ですので、自己判断ではなく病院でちゃんとした診断を受けるのが一番良いですね。

 

③どういう人が抑うつ状態・うつ病になりやすいのか?

 では、どのような方がこういった症状が出やすいのでしょうか。必ずしても以下の当てはまらない人がならないという風に断言はできません。あくまで参考として、見てみてください。

 

〇性格因子

  • 責任感が強い
  • 真面目
  • 我慢しがち
  • 完璧主義
  • 優しい
  • 断りづらい
  • 相談するのが苦手
  • 依存しやすい
  • HSP気質(ここの部分はまた今度の機会に記事にします!)

 

〇環境因子

  • 頼れる友人・家族が周りにいない
  • 仕事が忙しすぎる
  • 休めない
  • 一時的に大きなストレスがかかる(配偶者の死や失恋など)

 恐らくこのほかにも沢山の要因はあると思います。私もだいたい上のリストに当てはまります。

 

 もちろん、当てはまるかと言って必ずしもうつ病になったり、逆にこれに当てはまらないからうつ病にならないというわけではありません。よくあるネットの診断をするのもいいですが、私自身もっと大事なことがあると思うのです。

 

④一番良いのは予防!自分を知り環境を知る

 うつ病などの精神的な病気になると完治というのはまずありません。心はガラスのハート♥みたいなものです。一度割れると接着剤でくっつけることはできますが、完全に元通りにはならないのです。

 

 そこで、最も大事なことは予防だと思います。もちろん、治療中の方もこれ以上悪化させないための予防はとても大事ですのでやってみてください!

 

①自分を知る 

 自分の性格(真面目、完璧主義など)を知りましょう。これは紙などに書いてもいいかもしれません。客観的じゃなくて大丈夫です。自分はこういう人間なんだなというのを知りましょう。気になる方はHSP診断などやってみてもいいかもしれません。

 

②環境を知る

 今置かれている環境を簡単に分析してみてください。忙しすぎるか、休みはしっかり取れているか。この中で大事なことは自分が辛いと思う状況があるかどうか。それがずっと続くということは、ガラスのハートに徐々に負荷をかけている状態になります。そうなるといつしかヒビが入ってしまいます。

 

 そうなるかもしれない要因を書き出してみましょう。

 

③環境に対してできることを探る

 では、②に関して今時点でできることを探ってみましょう。例えばこんな感じです!

 

  • 残業が多い→やる仕事を洗い出す。難しいところは他の人に任せる
  • 休みが少ない→睡眠時間は必ず確保する。ごはんなどは自炊をお休みしてお惣菜に頼る
  • 頼れる友人が周りにいない→オンラインなどもあるのでたまに連絡をしてみる。ネット上でお悩み相談などをする。

 

 しかし、これだけで完全に予防というのはもちろん難しいです。場合によってはメインの生活をガラリと変える必要があります。転職や引っ越しなどあると思いますので、そこに関する私の考えも記事にしていきたいと思います。

 

 それでは本日はここまでです。今日はオリンピックの開会式ですね。とてもいい天気なので、散歩してからゆっくりおうちで見ようと思います。では(^^)/